CLASi(クラシ)の導入の際は、
まず、弊社にて設置場所に伺い、事前調査を行います。
水道メータの場所、装置の設置場所や、電源の場所などを調査し、
どのように設置するかを、オーナーとお打ち合わせの上決定させて頂きます。
① 水道メータの交換
CLASi(クラシ)を設置するには、まず、各部屋に設置している「水道メータ」を「電子式水道メータ」に交換する必要があります。
水道メータは、お住まいの都道府県の「水道局」が所有・管理しています。(地域による)
交換するにあたり、水道局の規定により、オーナーと管轄水道局との間で、
「メータの隔測装置設置に関する協定書」をとり交わして頂きます。
*東京都の場合 地域によっては、手続きが異なる場合があります。
面倒な手続きは全て弊社が行いますので、ご安心ください。
② みまもり装置の設置
オーナーとお打ち合わせの上、信号線の集中させやすい場所、電源の近い場所に設置します。
③ 水道メータからの信号の配線
電子式水道メータの信号線を、みまもり装置に一括に集め、配線します。
④ みまもり装置へ電源の配線
みまもり装置の電源を、共用部の電源を使用し、配線します。
みまもり装置自体の消費電力は約6~8W(LED電球1個程度)で、電気代は1ヶ月120円程度です。
共用部に電源が無いような場合、管轄の電力会社に依頼し、電源の増設工事が必要となります。
この場合、工事実費と管轄の電力会社規定の電気基本料金が発生します。
設置工事例
水道メータが埋没設置しているタイプ
人が通らないような場所は、ケーブルダクトを使い配線していきます。
歩行の妨げになるような場合、地面を削り(ハツリ処理)ケーブルを埋設します。(ハツリ処理は別途実費が発生いたします。)
水道メータがパイプスペースに設置しているタイプ
*パイプスペース内から廊下に線を出す場合、パイプスペースの扉を削る場合もあります。
配線処理
水道メータの信号線を、動線の妨げにならないよう、目立たぬように配線していきます。
電源の配線
共用部に電源がある場合、その電源を利用させて頂きます。
共用部に電源が無いような場合、電源の増設工事が必要となります。この場合、工事実費と管轄電力会社規定の電気基本料金が発生いたします。
みまもり装置の設置
事前調査でお打ち合わせした場所に、みまもり装置を設置します。
みまもり装置に、各水道メータからの信号線と、共用部の電源線を結線します。
以上で工事完了です。
みまもり装置を、1Fの共用スペースに設置している様子