Tutorial #5

アップロード編

ここでは、ラズベリーパイへのアップロード方法を解説します。

アップロードのようす

※ アップロードをするには、LAN上にタッチパネルと接続されたラズベリーパイデバイスが必要です。

プロジェクトを作成し、テスト動作を確認したら、ツールボタンのをクリックするか、メニュー:実行:アップロード(F6)を操作すると、Tomate-SSHウインドウが開きます。

Tomate-SSH ウインドウ

各テキストボックスに、接続するラズベリーパイのログイン情報を記載してください。

Server設定したホスト名 
または ラズベリーパイの IPv4アドレス
(デフォルト:raspberrypi.local)
ID設定したユーザー名 (デフォルト:pi)
Password設定したパスワード (デフォルト:raspberry)
Directory/home/ユーザー名/ (デフォルト:/home/pi/)

以下項目はチェックを入れておきます。

  • ☑ Run at Startup
  • ☑ Reboot after uploaded 
  • ☑ Initialize to default setups

これで、アップロード終了後、ラズベリーパイが再起動し、TOMATEが自動起動するようになります。

「Upload」ボタンをクリックすると、アップロードを開始します。

アップロードに成功すると、再起動後に、ラズベリーパイのタッチモニタ上にTOMATEで作成した画面が表示され、実行されます。

 アップロードが失敗する場合
設定したユーザー名とパスワードをご確認ください。
また、Serverにホスト名(raspberrypi.local)を指定している場合、稀にアップロードが失敗することがあります。 このような場合、IPアドレスを指定すれば、この失敗は緩和されます。
ラズベリーパイのIPアドレスを調べる場合、
Windowsのコマンドプロンプトから以下のコマンドを入力します。

ping -4 raspberrypi.local (または設定したホスト名)

pingが成功すれば、以下のようなメッセージが返ってきます。

raspberrypi.local [192.168.x.xx]に ping を送信しています 32 バイトのデータ:

[192.168.x.xx] がラズベリーパイのIPアドレスです。
このアドレスをServer欄に入力してください。

 自動起動をキャンセルしたい場合
自動起動をキャンセルしたい場合、◻ Run at Startupのチェックを外してアップロードしてください。
再起動後、自動起動設定がラズベリーパイから取り除かれます。